化け物は自分のことをどう思っているかという話

我が身がかわいかったので暫くブログを落としてたT-1000です。
メールとか90通ほどたまってますが、
まぁなんとか卒業はできるかな。
今日は後輩のブログ
http://blog.livedoor.jp/junseiron/archives/50406341.html
を読んで感じたことを書いてみる。


〜スゴイやつら〜
世の中優秀な人達がいるわけだが、
ごくまれに私なんかもちょっとしたことをして
「すごいねぇ」
とか言われたりする。
けど私は自分のことを、
お調子者の間抜けで、
今はのらりくらりとまわりをごまかせているが、
どうしようもない怠け者だと考えている。
だからいつか皆に失望されまいかとヒヤヒヤしているワケだ。


だが私が関心している人に
「すごいな」
と言っても、
私と同じような答えが返ってくる。
これは偶然じゃないだろう。
つまり「優秀」な人は自分が「優秀」だとわからないんだ。


相手が素晴らしい人であるかどうかは、
付き合ったり一緒に作業しないとわからない。
仮にその人が「優秀」な人であっても、
そうした人は自分の欠点をよく理解しているので、
「自分はダメだ。もっとがんばろう。」
と考えている。
だから更にスゴイ人になるのだが、
自己否定をしているので自分が「優秀」だと思っていないのだ。


「優秀さ」は、
あくまで他人と何かを一緒にしたとき相手に対して感じるので、
自分に対して感じることはない。
ということは人の10倍稼ぐ人がいても、
その人は自分を人並みだと考えているので、
3倍の給与を払えばその人は喜ぶし、
雇い主は残り7をピンハネできるのでお互いハッピーだが、
今はそれはどうでもいい。


ここで大事なことは、
「優秀」な人だってのは自分が勝手に感じることで、
少なくとも自分は相手を理解できる範囲にいるってこと。
だからスゴイやつをみつけても、
「全然かなわない。オレダメ人間。」
と考えるか
「オレはあいつを理解できる範囲にいる!」
と考えるかは、
同じコインの裏と表のどちらをみるかって話。


〜参考文献〜
ヨースケのサイト
http://d.hatena.ne.jp/pho/20060120
で宣伝されてた

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

ハッカーと画家 コンピュータ時代の創造者たち

プログラミングをしたことがない人にとっては全部読むのは難しい。
けど富に関する話とかは非常に秀逸。
文系の人にも読んでもらいたい本。


「お金を払いたくない!」
という人はしたのサイトで読めばよいと思う。
http://d.hatena.ne.jp/naoya_t/20060109/1136788875
個人的にヒットしたなら買えばよいかと。
就職については
・就職なんてもう古い
http://d.hatena.ne.jp/lionfan/20060110
だけ読めば良いでしょう。