無料の教科書から教科書問題へ

東京の水を口に含むと吐き気のするT-1000です。
やばいね、コリャ。
今日はミネラルウォーターを買いましたよ。


ヨースケ
http://d.hatena.ne.jp/pho/20060327
によると無料の教科書があるらしい。
http://www.ftext.org/
三角比の辺りを読んでみたが、
少し問題集寄りな気がした。
けどすごく面白い取り組みだと思った。


で、このHPを見ながら、
少し前の呑み会で
教科書を作る会社に就職した友人とした話を思い出した。
彼女は作る会の教科書がおかしいと言っていた。
客観的でないとも言っていた。


私はそもそも客観的という言葉が嫌いだ。
大体誰が客観的かどうか決めるんだ?
人が決めるという時点で主観だろという話。


言葉の定義はさておき、
客観的というのは実に強い言葉だ。
「それは客観的じゃない」
と言われるのは、言われる方にしてみれば、
「それは間違ってる」
と言われるようなもの。
ダメージはバカにできない。


話を元に戻すが、
私は作る会の教科書を
すみからすみまで読んではいないがと前置きして、
・今までの教科書と違うことを書いてるからそう感じるだけではないか?
というようなことを言った。
心の中では
日教組に洗脳されすぎでない?
ともチョットだけ思った。


彼女はわりと本と読む人だが、
そもそも本に書かれているからといって本当の事とは限らない。
私は最近祖父母と戦時の頃の話をしたが、
実際に戦争を体験している人の話は重みが違う。
祖父母と戦時の話をしたことのある人はどれぐらいいるのだろう?


情報を信用する前に、
そのソースの信頼性を確認することは重要だ。
少なくとも私は、
戦争に行かず、
戦後、戦場から帰ってきた人達を犯罪者よばわりするヤツラの意見を聞く気は無い。


身近な例で言うと、
すごい嘘つきがいたとする。
けどそいつの事を知らない人がそいつの話を聞いて、
あなたについて誤解したら不愉快だよね。
そういうことだよ。


このソースの信頼性についてだが、
前に書いたライブドアの記事で、
少々軽んじるようなことを書いた。
http://d.hatena.ne.jp/t-1000/20060209/1139517320
あの時はどうかしてたな。
反省。
この記事は別に消す気は無い。
人は未熟だった過去からは逃れられないのだ!
とかっこつけて今日は終わる。