絶滅と競争、あと女性

最近話題の「格差」と同じく、
「絶滅」もなかなか人の心を動かす。


基本的に
・絶滅は悪
・保護は善
というイメージが強い。
しかしそうか?
生存競争において勝てば生き残るし、
負ければ絶滅する。
ただそれだけだろう。


「人間の都合で絶滅させることは許されない」
という意見もあるが、私は
「人間のために絶滅させてはいけない」
という意見が好きだ。
昔小耳に挟んだことがあるが、
治療のために特定の動物が必要なケースもあるらしい。
(うろおぼえ)
「生き物のため」
という団体の主張するリストを眺めると、
色々な利権が想像できて楽しい。


とりあえず「絶滅」という言葉だけで思考停止してはダメだと思う。


それと関連して「競争」なのだが、
最近は就活も終わる時期だし、
多くの人が競争をしたと思う。


例えばAさんとBさんが商社を受ける。
ここでAさんが採用されたらAさんが優秀か?
あるいはプレゼンでAさんが勝ったらAさんが優秀か?


そのカテゴリーについてはそうかもしれない。
このカテゴリーは「分野」と「レベル」で2つある。
「分野」というのはAさんがスキーが苦手であれば、
おそらくスキーで競争はしないだろうという話。
人は自分の得意分野で戦いたがる。
「レベル」というのは同じようなレベルの人達で戦うということ。
進学校の人達は座学において秀でているが、
そうした人達同士が戦うことで、
少しだけ秀でた人がまた勝つということになる。


要するにほとんど同じような人達が競争して、
そしてちょっとした差で勝ち負けが決まるんだね。
人生は厳しい。


ここで少し前に先輩とした「女性の燃費」の話を思い出した。
「燃費」ってのはコストね。
世の中には美味しい食事や高価なプレゼントを求める女性がおり、
またそうした女性にお金を使う人達がいる。
こうしたマーケットは確かに存在する。
そのマーケットで戦いを繰り広げる人達は、
例えば100万円程度が必要な女性に対して
100万円程度を払える男性が殺到し、
そして100万より多く出せる男性が勝つ。
1000万円払える人はそうしたマーケットを狙うので
100万円のところに参加することはないね。


要するに、
似たような人があつまり、
そしてわずかな差で勝敗が決定する。
圧勝できるようなレベルに参入するのではなく、
そうした人はそうした人でギリギリの戦いをするのだ。


友人の
「男が女性の燃費を悪くする」
ってセリフは至言だと思う。
というか燃費燃費ってどこのSUB(燃費の悪い車)だよ(笑)