Web2.0とシュリーマン

相変わらずサドルの無い自転車に乗ってます。
だって日曜とか自転車屋やってないし!


で、まぁ本日は立ちこぎでティップネスを体験に行く。
そしたらなんと風呂が無くてシャワーのみ。
なんだそりゃ。
ジムの楽しみってのは運動後の風呂ですよ。
この店はわかってない。
女将を出せ。


ちなみに体力は順調に衰えてました。
今後は毎週ジムに行きます。
ただしティップネス以外。


Web2.0
んでまぁWeb2.0のお話。
Web2.0って何?」
と聞かれても知りません。
というか知ってる人はいないらしく、
最初にWeb2.0を理解できた人が大儲けできるだろうとか言われてるらしい。
そうなの?


そんなWeb2.0を旗印に魑魅魍魎も跋扈しているIT業界なわけですが、
対象会社がしっかりしているかどうかは、
「どうやって課金するの?」
と一言聞けば大体わかる。


ネットの商売は利用者がお金を払いたがらないので、
課金が非常に難しい。
その点iモードは使用料が電話代と一緒に請求されるから強い。
役職が上のIT会社人もしくは業界に長い人は、
口を揃えてその点を羨ましがる。
iモードの凄さはその回収力の強さにあるのだ。
偉い偉い、あ〜偉い。


結局「ビジネス」に対して「技術」から入っていくものの、
「やっぱ何か売らなきゃお米が買えません」
ってことで営業を雇ってたら会社の半分が営業になって、
「意外と普通の会社ですね」
と言われたりする。
技術者だけのIT会社はそんなに無いらしい。


シュリーマン
トロイアの遺跡を発掘した人。
詳しくは
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%92%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3
とか
http://www.tabiken.com/history/doc/I/I259L200.HTM
参照。


シュリーマンは考古学をやりたかったが、
それには莫大な費用が必要だ。
考古学者はそのためにパトロン(金づる)を得るべく
日々頭を下げるわけだが、
そうして毎日ペコペコしてる間に死んでしまう。


シュリーマンの偉いところは、
まず発掘に必要な資金を自分だ稼いだことだ。
好きなことをやりたい。
けどそれにはお金がかかる。
そのためにまず稼ぐ。
当たり前といえば当たり前かもしれないが、
これを実現したところが凄い。


モリエモンは宇宙事業をやりたかったらしい。
2番目にやりたいことはアンチエイジングで、
SBIの北尾さんと熱心にアメリカのセミナーに行ってたとか。


やりたい宇宙事業のために事業を起こす。
それでライブドアをやってたわけだが、
実態はまぁ皆さんご存知の通り。


〜まとめ〜
Googleのようなよほど革新的なビジネスモデルで無い限り、
ネット事業単体で食べていくことは困難かもしれない。
確かにインターネットにはまだまだ無限の可能性がありそうだ。
だがそれを実現するためにはまず資金。


楽天も結構金融部門で稼いでいたりするが、
それをもって
「実は金融会社だろ!」
と批判することは無いだろう。
シュリーマンとまったく一致するわけではないが、
ネットで安定にキャッシュが稼げるまで、
他の仕事で食べていくのは悪いことではない。


以上、
OB会を含めたこの1週間のまとめでした。