配当しない企業の強さ

・バフェット氏、「バークシャーの06年純資産増加幅は過去最大に」
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djBJG1774.html

バフェット氏はさらに、バークシャーが、エクソンモービルNYSE:XOM)などのような多額の現金を生み出している企業とは異なり、配当を支払っていないことを純資産の大幅増の一因として挙げた。配当よりも、バフェット氏は長期の安定成長が見込める企業の買収により多くの資金を充てることを目指している。

さすがです。


以前も紹介した
http://d.hatena.ne.jp/t-1000/20061210/1165753600
山崎元氏の
・第十七回 配当に対する考え方について
http://www.rakuten-sec.co.jp/ITS/Yamazaki/V_TOP_Yamazaki_20051018.html
でも述べられていますが、

1.配当を増やして貰っても、配当落ちの幅が大きくなるだけではないか?
2.配当分だけ配当落ちするなら、配当に課税される分だけ損ではないか?
3.そもそも配当しなくても企業は株主のものではないのか?

にもあるように、
配当することが「損」であれば、
配当しない企業の株主がいずれ得することになります。


それと対照的に・・・
・上場企業の配当、最高の4兆5000億円・今期
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20061206AT2D0500L05122006.html

上場企業が株主への利益配分を拡大している。2007年3月期に株主に支払う配当金の総額は、前期比10%増の4兆4900億円と、過去最高を更新する見通しだ。


時間が無いので、
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