会社の看板あってこそ

昔々あるところに一人のサラリーマンがおりました。
名前はボブにしましょう。


ボブはテキサス事務所で様々な仕事に携わりました。
中でもアメリカ電機とは何度も大きな仕事をやり遂げています。
アメリカ電機に売り込みを行い仕事を開始したのはボブであり、
現在ではアメリカ電機とのやりとりはボブが全てを引き受けています。


何年か経ち、
起業家精神あふれるボブは独立することにしました。
時を同じくして、
アメリカ電機はテキサス事務所に新しい仕事を頼もうとしていました。
そこでボブはアメリカ電機に話をもちかけます。
「私に任せてください!
 値段は安くしますし私の方が素早く対応できます!」
しかしアメリカ電機はテキサス事務所にその仕事を頼みました。


ボブはアメリカ電機と自分が仕事をしていると思いこんでいましたが、
アメリカ電機は「テキサス事務所のボブ」と仕事をしていたのです。
最初にアメリカ電機が会ったのも
・「ボブ」
ではなく
・「テキサス事務所のボブ」
だったのです。


上の話は当然フィクションですよ!
ただ、仕事をしていると
「自分が仕事をしている!」
って気になりがちですけど、
そんなものは『幻想』なんですよね。
会社の看板背負って今の仕事ができていることを
忘れないようにしようと思っています。