宝くじを売る金融機関を考える

サブプライムがきたぞー!」
ということで円高の進む今日この頃です。


さて、こうした為替相場で儲けるといったら、
最近話題の外国為替証拠金取引(FX)です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%96%E5%9B%BD%E7%82%BA%E6%9B%BF%E8%A8%BC%E6%8B%A0%E9%87%91%E5%8F%96%E5%BC%95


こうした投資関連の話になると、
株でアレ何でアレ、
『所詮はギャンブルだ』
『短期より長期』
などといった話が出ます。


じゃあ『本物のギャンブル』は?
・・・というと宝くじなんかは金融機関で売られていたりします。
http://www.takarakuji.mizuhobank.co.jp/


宝くじは46%しか当選者に支払われません。
http://www.takarakuji.nippon-net.ne.jp/revenue1.html
つまり期待値上は100円払っても46円しか返ってこないのです。
金融商品として考えれば期待利回りはマイナス。


金融機関を顧客の資産を増やす機関と考えるのであれば、
期待利回りがマイナスの商品を販売することはそれに反していると言えるでしょう。


ま、『金を融かす』と書いて『金融』ですが(笑)。