日経平均の適正価格っていくらよ?

金融マーケットが大荒れでも夏の厳しい日差しは変わらない今日この頃、
皆さんお元気ですか?
あれよあれよと日経平均が値を下げていますが、
今回は適正価格について考えてみます。


まずは本日の終値ですが、
http://markets.nikkei.co.jp/kokunai/index.cfm
によると16,148円です。


次に上のページで株価の下にある
『株価収益率』
に注目です。
俗に言うPERってヤツですが、
知らない人はググって下さい。
ググるというのは検索するということね)


コイツが17.10倍なので、
『じゃあ1倍ならいくらよ?』
ということで
 16,148円÷17.10
を計算すると大体944円です。


ちなみにこのPERというヤツは、
日本的に20倍が相場になっております。


従って
 944×20
を計算すると18,880円。
つまりこれがいわゆる財務的にはフェアバリューとなります。


逆に下限についてですが、
年金運用などの機関投資家は6%の運用利回りを一つの目安としています。
 1÷6%
をするとPERに変換できて16.6倍になります。
計算の理屈についてはググって下さい。


 944×16.6
を計算して得られる15,670円で年金などの買いが
『ワー!』
っと入ると思われます。


以上の理屈により日経225のような日経平均を扱う金融商品で、
『18,880円以上では売り、15,670円以下では買い』
を行うことで収益を狙うのもありですが、
為替はこういった指標が無いので難しいものです。