金融機関を選別する事業会社〜キリンと協和発酵〜
キリンが協和発酵をM&Aすることになりましたが、
メインバンク系列の証券会社と主幹事証券はアドバイザーになりませんでした。
キリン
・FA:JPモルガン証券
・メインバンク:東京三菱UFJ銀行→三菱UFJ証券
協和発酵
・FA:メリルリンチ日本証券
・主幹事:野村證券
・メンバンク:みずほコーポレート銀行→みずほ証券
・キリンと協和のM&A、FA選定で国内勢は蚊帳の外
http://jp.reuters.com/article/mostViewedNews/idJPJAPAN-28485320071023?pageNumber=1
関係金融機関だからといって、
主幹事やメインバンクに仕事が丸投げされるのを期待してはいけないのでしょう。
事業会社は世界で戦っているのですから、
金融機関も同じです。
金融機関にとっての「お客」が強くなってきていることを示す重要な例だと思います。