留学とアメリカと

mattaが相変わらず英語に関する話題で飛ばしている。
http://blog.livedoor.jp/matta/archives/50171381.html

阪大の内情を見ていると,こんなグータラでいんかいな?と思うことがしばしばだが,彼によると欧州の大学はこんなもんじゃないらしい.一言で言えば「ひどい」ということになる.授業料が無料だから無理もない.

はっきりいって私の大学生活はぬるかった。
修士論文の追いこみ時期の頑張りを持続できていたら
何かすっごいことをできてたと思う。
うん、情けない(涙)。
とりあえず毎日を精一杯生きていこうと改めて思う。

今,小学生から英語教育をする,等と言い出したり,留学がなんとなくすばらしいことのように宣伝されたりしているが,今一度その意味を考え直してみる必要があろう.

以前にも書いたが,留学の有用性は間違いなくあるし,英語もできるにこしたことはない.ただ,それは他に核となる”何か”があって初めて生きてくることであって,留学や英語によって”何か”が生まれるわけではない.ここを忘れてはいけない.

留学で何を学ぶのか?それは留学でなければできないことなのか?よく考えるべきだ.なぜなら,異文化の中で学ぶよりも,自国で母国語で学ぶ方がはるかに安価で効率が良いからである.

語学留学と称して観光気分で日本人のバカ面を世界中に晒すのは,本人のためにも日本国のためにも無益でしかない.

阪大でも英語の授業はあったが、
アレで何かを学べた気がしない。
授業はやはり日本語に限る。


留学が「ファッション化」しているようには以前から感じていた。
なんて考えながらネットをうろついていたら、
・24歳のビジネス企業in NY
http://nybusiness.exblog.jp/
でcoolな記事を見つける。
http://nybusiness.exblog.jp/2642218/

留学している間に学生が学ぶべきものは「英語」だけじゃいけない、日本の経済を復興させる知恵と技術を学んでくれといいたい!
〜中略〜
みんな気づいていなんだろうが、学費、滞在費、観光費、これらの外貨はすべてアメリカへ流れ、どんどんアメリカを裕福にしています。日本人が今まで貯めた貯蓄金などはダラダラアメリカへと垂流れ、ウハウハ状態です。留学生は1年くらい滞在して英語ができるようになった!と喜ぶ間に、アメリカは年間日本人留学生1万人×滞在費・学費100万円=100億ビジネスと考えています。
〜中略〜
語学学校への学費、滞在費はアメリカが収益を得ると思ってください。教育は列記とした「投資」であり、リターンが日本の経済を回復させなければ日本経済の大きな損失となります。

日本はアメリカの国債をガンガン買うだけでなく、
留学という形でも資金をガンガン送金(?)してたんですね。


言葉に躍らされず、
実際に何をやるのかということを良く考えて行動することは、
留学に限らず大切だと思う。