同人作家と経営者の類似点〜売り上げ1億円の猛者〜

何事も極めれば凄いのだ


先日、友人より大変貴重な話を聞きました。
感謝感謝。


皆さんは同人誌って御存知ですか?
知らない人はウィキペディアがやたらと詳しいのでそちらをどうぞ。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%8C%E4%BA%BA%E8%AA%8C
大体はアニメやマンガのキャラクターを引用して作る本のことを指す。


はたしてこれはどのぐらい儲かるのか?


一般的な相場として、
同人誌1冊あたりの値段は500円らしい。
原価は100円。
これだけ聞くとおいしそうに見えるが、
まとまった数(1000冊とかね)で注文しないと印刷を頼めない。
・売れ残り=在庫
はどこの世界でも重荷である。
弱小作家が厳しいのは本職も同人作家も変わらない。


そしてこの本を売るわけだ。
大体はコミケと呼ばれるイベントで売るらしいが、
同人誌を扱う店に置いてもらう事もできる。
その場合は3割ほど中抜きされるのが相場だとか。


従って直販がおいしいのだ。
大手(有名な同人作家)になると自分のHPで直販してしまうから強い。
トップクラスになると億を稼ぐ人もいるらしい。
(ミドルは千万単位?)


しかしそんなに簡単に儲かるのか?


結論としては厳しい。


正直それなりに絵のかける人は多いらしく、
・絵の巧さ=売り上げ
に繋がるかというと、
そんなに単純ではないらしい。


またエロかどうかも重要。
非エロとエロでは売上のゼロの数が大分違う。
けどその辺は各自のこだわりだからいいじゃない。


あと鮮度も重要だとか。


例えば新しいゲームが出たらとにかく短時間でクリアする。
そして描く!
そしてゲームの余韻に浸っている人間に売る!!


ゲームやマンガは受動的な楽しみになりやすい。
けどさらにそこを一歩踏み込み、
解析し、
そして世に送り出す。
または他の人が手がけていないようなことをする。


要するに成功する同人作家も他の業界の経営者と同じく、
打ち込み方がハンパでは無いんだ。
同人だからどうのこうのという話では無いってことだね。