投資の心得〜初めて株を買った時〜

今日はちょっと昔話。


大学の時に興味本位で株をやってました。
最初に使った証券会社はイートレード証券
一番値上がり率の高かった株を買ったのが最初の取引でした。


今考えるとオバカ極まりないですが、
最初は大して何も考えずにお金を動かしていたので、
あれでよくスッテンテンにならなかったものです。


その後大損してから不死鳥のように復活したのですが、
短い取引の間に覚えたのは、
・株の購入理由を途中で変えない
ことの重要性です。


世の中長期投資がもてはやされますが、
デイトレードも一つのキチンとした手法です。
取引回数が多いということは、
その分1回あたりの変動額をおさえられるので、
デイトレードであればカスリ傷ですむのに、
長期で持っていることで、
損がドンドン大きくなることもあります。


何が言いたいかというと、
投資の手法は色々あるのですが、
お互いに相反するものが多いということです。
従って最初の判断を間違えても、
後で「判断した理由」を変えることで、
アラ不思議、あっという間に今の状況を正当化することができます。

(例1)
 ・デイトレ!⇒失敗!⇒「まぁ長期投資にすればいいか」
(例2)
 ・仕手株を購入後、売り抜けに失敗⇒長期保有に切り替える


一見すると状況に対応しているようで、
実は間違えたからといって問題文を変えているようなものです。


私は「投資」とは自分の「判断」に対してお金が動くものだと思います。
ですから最初の「判断」が間違っていたら、
その時は潔く撤退するべきでしょう。
難しいですけど…