とりあえず大前研一にケチをつけるコンサルモドキが多い

皆さんは大前研一をご存知ですか？
マッキンゼーというコンサル会社出身の人で、
コンサルや投資銀行を目指す人の間では結構有名な人です。

現在は色々とアクティブに本やネットで情報を発信しておられるのですが、
コンサルをかじった人と話をすると、
「最近の大前研一の本は良くないね」
「大前研一の○○は間違っている」
という声を耳にすることがあります。

最も、ケチをつけるだけでその人は何ら「発信」していないことが多いのですが。

その中である日リスナーからの意見についての話がありました。

ある時
「伊藤さんは経済はともかくIT関連では間違ったことも言いますね」
というような意見が来たそうです。
伊藤氏が言うには、
「○○が間違ってる」
というようなメールなどはよくくるそうですが、
「○○を取り上げて下さい」
というメールは1回しか来たことが無いそうです。

人の意見や発表したものに対してケチをつけることは簡単です。
ですが自分から何かを発信することは結構難しいものです。

大前氏は有名なので、
そうした人にケチをつけるとちょっといい気に慣れるかもしれませんが、
私はそういったオナニープレイは好きじゃないんですよね。

伊藤氏はポッドキャストの続きで、
「自分がこうだと思うことは言ってしまった方がスッキリする」
「参考のために聞いている人が多いのだろうからその一つとしてとらえてもらえればよい」
というようなことを言われていたように思います。

こういった「発信」は今ではネットで簡単にできるようになりましたが、
他人の意見に文句を言うだけではイカンと思います。

文句を言うのは簡単でも、
文句を言われる側になるのはなかなか難しいものですからね。