我慢する側させる側

「人」という漢字はお互いに助けあっているように見せかけて、
実は片方の棒がよりかかって楽をしている!
・・・という話を聞いたことがあります。


今日は「我慢」についてのお話。


一般的には立場の強い方が相手に「我慢」をさせる。
お金を払う側であったりね。


ただ世の中にはお金をもらう側が立場の強いケースもあるように思う。
「先生」と呼ばれる職業(医師、教師等)など。


例えば塾講師とか客商売だから色々と我慢することもあるが、
立場的には「先生」なので、
『他の職業』に比べると、
相対的に立場は強いと思う。


振り返ってみると、
全て(部活での指導者的立場等)をひっくるめて
『我慢する側』
であったケースが多かった。
そのせいか、
『我慢させる側』
に立った際の立ち振る舞いがうまくできていないと思う。


いわゆるしっかりした人はそうでない人の面倒をみるため、
『我慢する側』
に立ちやすいが、
営業的にはそうした立場しか経験していないと、
うまく立ち回れないケースが多いように感じる。


他人に迷惑をかけて我慢させろ!
・・・というワケではなく、
自分が相手より下に立って物事を行う経験を積んでおくことは、
長い目で見て損ではないということが言いたい。