フラット化する世界

世界がフラットすると、
物の値段に世界での需給がより強く影響されたりと色々な影響が予想されそうです。
http://akazukin.cocolog-nifty.com/nikki/2007/06/post_1371.html

グローバリゼーションが究極まで進んだ世界を仮定すると、物価はその国の景気に左右されるのではなく、世界全体の景気で決まるということになるでしょう。


日本の景気がどうあろうと、中国人がマグロを食べ始めればマグロは上がるわけで、日本がゼロ成長でも、世界が3%成長なら輸入物価は3%上がる、といった状況が想定されます。


〜中略〜


EUの中には、フランスのように社会民主主義的色彩が強く成長力が弱い国と、ポーランドチェコエストニアなどのように伸び盛りで成長率が高い国が混在します。

いくらフランスが低金利を望んでも、ユーロの金利は一つですから、バカンス命のフランス国民も金利に合わせた働き方を求められ、サルコジを選ばざるを得なくなりました。

〜中略〜


金融資産が乏しく運用手段を持たない人は、労働時間を長くすることでしか苦境に対応できず(現在でもそういった人が大勢います)、国は国民へのサービスを低下させるため、悪循環が起こります。