ビジネスコラム〜箭内 昇氏〜

経営に関する話題豊富なコラムを御紹介。
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/yanai.cfm


・箭内 昇氏
長銀マン。
執行役員にまでなっているが、
最終的には経営陣を批判して退社。


そのあたりの話は
・第12回「大企業病−PART4・サラリーマンとビジネスマン−」(2002/06/17)
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/yanai.cfm?i=20051116nai12c9
にあるのだけど、

急がば回れの落とし穴


 サラリーマンの経験者であれば、誰もが組織内部からの改革の難しさを知っているはずだ。


 筆者も日本長期信用銀行(現新生銀行)時代、バブルが崩壊した直後の92年にニューヨーク支店から企画室長というトップのブレーン役のポストについた。そこで長銀の経営状況やトップ層の大きな問題に気付き、自分なりにトップに対して意見や異議は唱えたものの、正直言って「身を捨てて」というところまでは行けなかった。


 それは、不良債権の実情などがつかみ切れずに交渉の切り札をもてなかったという事情もあるが、ここでトップと正面衝突して左遷されたら自分のビジョンを発揮する機会が永久に失われるというサラリーマン根性の方が大きかった。「役員昇格も目前だし、役員になってから本格的に行動すればよい。『急がば回れ』でいくしかない」と考えたのだ。やはり人事は生殺与奪を握っている。

やはり人事というのは会社の要なのだ。


83回全ては読めていないけど、
今後読破予定。