自己PR

自己PRに何を書くかを聞かれたのでまとめてみた。


〜ダメPRの例〜
私がヴィオラを始めたきっかけは幼い頃の○○で、途中で嫌な時期もありましたが徐々に音楽に目覚め、中学では弦楽部に所属しました。〜(略)〜その後、高校で交響楽団に入団した私はコンクール入賞を目指して日々練習に励み、2年生の時には交響楽団のリーダーを務めました。このように私は長い間一つのことを続けてきたから、継続することの大切さを学びました。


〜どこがダメか〜
・時系列順にならべてある
時系列順にPRするのは最もダメ。
この手の話は長くなりがちなので、
途中で打ち切られる可能性が非常に高い。
運良く最後まで話させてもらえても、
どこが一番大事なところなのかわからない。
結論が最後にきてしまうのも致命傷。
自己PRはCMなのだ。
久しぶりに再開した友人との世間話ではない。
TVのCMでは最も印象付けたい一瞬を切り取り、
そこをアピールしているではないか。
最も輝く瞬間を一つだけ言えば良い。


・大学時代のエピソードではない
高校までの話って、
大学で何をしていたんだ?
まぁ遊んでたんだろうけど。
大学生が遊びほうけているのは周知の事実。
けど世の中にはホンネとタテマエってものがある。
大学を出た人は、
世間一般からすると、
『人間としての完成品』
なのだ。
いや、現実はともかくね。
自分が大学での経験を通し、
キチンとした『完成品』になったことをアピールしよう。


〜面接官のことを考えよう〜
人事面接を除くと、
学生を面接するのは現場で働いている人になる。
当然面接をしている最中、
そういった方々の仕事は
停滞中
なのだ!
バカ学生の話を聞くぐらいなら自分の仕事を進めたいはず。
コレ重要。
従って長々と話をするのは絶対にダメなのだ。


選択と集中
というわけで、
自己PR文を書く際には選択と集中が重要。
絞込みのためには
・800字
・400字
・200字
エントリーシートを書いてみると良い。
次数が少なくなると時系列で書く余裕がなくなるので、
必然的に自分が一番PRしたいネタのみが残ることになる。


〜そもそも何を書けばよいのか…〜
繰り替えすが自己PRは
『自分のCM』
なので、
今までで一番自分が輝いていた瞬間を取り出し、
「どうです、雇いませんか?」
ということなのだ。
どうしても何も思いつかないときは、
親しい友人を何人かワタミってゆーか居酒屋に呼び出し、
さりげなく自分のことについて聞けば良い。
他人は意外と見ているところは見ているのだ。


〜そして書けたら〜
親父さんに見てもらいましょう。
面接をするのはおじ様方。
若者とはウケるポイントが違うのだ。
そもそも親父さんが人事担当でなくても、
上に書いたような形で採用に携わっている可能性は非常に高い。
ハッキリ言って就活はしたことはあるものの、
まだ働いていない私のような若造に聞くぐらいなら、
傷ついた(?)親子関係の修復がてら、
親父さんに相談した方がよろしいという、
身も蓋もない結論で今日は終わる。