「いつか起業する」のいつかっていつさ?

なんだかんだ言って、
ペーパーカンパニーとまでは言わなくても、
・元受が仕事をとって下にまわす
といった中抜き・利益のつけかえ的なモノは世の中存在しているわけです。
そうしたことに憤りを感じる人に、
「じゃあ起業して理想とする(利益のつけかえの無い)会社をつくれば?」
と言ったら起業はしないと言われた今日この頃です。


起業と言えば、
起業のために就職するというのはどうなのだろう?
ベンチャーキャピタルの人が脱サラして居酒屋をはじめたものの、
うまくいかなかったという話は聞いたことはある。


結局小さな会社でも起業するとなるといろんな手続きがあり、
たいていの人は
「めんどくさいからやーめた」
となるかフランチャイズに走ると思う。


実際に起業できるかどうかはそれまでの人生経験によるところが大きく、
親が自営業だと、
・書類の作り方
・日々の細々とした仕事
といった
「目に見えない無形の資産」
を継承しており、
結局はそうした人が起業するという話を、
ナニワ金融道の作者の本で読んだ記憶がある。


「無形の資産」
とはウマイこと言うなと思ったけど、
やはり親が子に与える影響は非常に大きいものがある。


「いつか起業」
と言っている人の中で何人が本当に起業するのかには興味があるな。
誰かに調査してほしいモンです。